何とかソファーの骨組みは出来上がりやんした…。
「さて…。どうしましょ…。」でやんす…。
さてさてお話の続きでやんす…。
物陰から出て来たのは、この御方…。
またまたセーラー・ルビック夫人でやんす…。
「新年明けまして、おめでたくなぁのでござぁまっすぅ〜」
とブツブツ言いつつ手下の宇宙人を引き連れて出て来た底意地悪大因業婆様…。
「まあ、なあたる(何たる)破廉恥、まあーたく(全く)なあたる(何たる)不潔極まりない事でござぁっますう〜。ワタクシメのアージョウ(愛情)あり、なおかつ厳しいカーゥセリングを辞めたから…。本当に嘆かわしい事でござぁまっすぅ…。」
と言うセーラールビック夫人。
「夫も夫なら妻も妻でござぁまっすう〜。ターガア(大概)のワタクシメのカーゥーセリング(カウンセリング)では、長くてもサージュップン(30分)で別れをケッシーンするのでござぁまっすぅ〜。ナァとしてもあの二人を別れさすのでござぁまっすぅ〜。」
と言うセーラー・ルビック夫人。
とは言え、邪悪な魔法が解けるのは時間の問題、特にボーダーラインカップルのイネブラーの優しさの対にあるのは同じ位の凶暴性、優しさと凶暴性は表裏一体、凶暴性が爆発したら…。
中国の故事の「掌中の玉」と「逆鱗に触れる」と言う意味が嫌と言うほど実感する事になるのがどうやら、この婆様、全く理解出来ていないみたいでやんすねぇ…。
「このアーダ(間)のボーダーラインカップルは全くサーアク(最悪)でゴザァましたぁ〜。
亡くなった主人がワタクシメを怒鳴りでもしましたらぁ、ソーコク(即刻)リコーン(離婚)したのでござぁまっすぅ〜。このワタクシメを人のヨー(良い)オバさんと思ったらオオマチガーァなのでござぁまっすぅ〜。トーダーァの医学部を出た息子からは『貴女は容赦なく相手を叩き潰すから気を付けなさいよ』と常々言われているのでござぁまっすぅ〜。亡くなった主人の家柄はダァーダァ(代々)トーダァ―卒の家系なのでござぁまっすぅ〜。『何かあったら直ぐに自分の友達の錚々なるセーザァーカァー(政財界)の大物の方達の所に行く様」にユーゴン(遺言)されているのでござぁまっっすぅ〜。」
と言うセラー・ルビック様で…。
さてさて…。