人形劇237

明日の早朝、南相馬に帰る事となり…。

南相馬は、原発風評被害のおかけで何もナッシング…。
色々と買い物をしていやんした。

ふと思うのは…。
折角、東京に三週間も居たのに…。
ウィークリーマンションでゴロゴロしてばっか…。

「美味しい物でも食べ歩きに行けば良かった…。」って…。
だけど…。
先がどうなるかわからないし…。
お金はパァパァー使えないわねぇ…。

落ち着いたら、上京して…。
その時、色々と遊び呆けよーっと…。



先ず何かコー子さんからしたらムカつくか…。
ビー子の母親であるオー子さんの態度でやんす。
「娘が娘なら、母親も母親でろくなもんじゃない…。っったく」と思うコー子さんでやんす。

ビー子とター坊の付き合っている事を知ったコー子さん。
当然、ビー子の家に捩り込みに行きやしたが…。

「ター坊、ママのコー子でござ〜ます。御宅の娘さんと…。」
とまくし立て…。
付き合っている確証は、ビー子からター坊に宛てた手紙とオー子さんに言ったら…。

「私は、主人宛てに女性名である手紙が来ても絶対に開封は致しません。
子供と言っても、私は子供宛ての手紙を開封し読む事は一切したこともありません。
人間としての礼儀ですから…。
ましてや、子供と言っても二十歳過ぎの大人です。
例え我が子であろうとも人として最低限の礼儀、守らなくてはいけない事があると思います。
幾ら子供宛ての手紙だろうと、それを本人の断り無く開封して読む様な最低限のモラルの無い非常識な方と一切お話はしたくありません。
お引き取りをお願いします。」
とオー子さんは言い放ち…。

門前払いを喰らったコー子さんでした。
俗に言う撃沈と言う奴でやんす。


オー子さんの服は、レディースミッションの山田久美先生の服をそのまま着せていやんす。
カッチリした服なので、案外、オー子さんの設定にベストマッチングでやんした。



チャンチャン