人形劇2059


こちらは、見ての通り黒砂糖と蜂蜜でやんす…。
この二つを練練して混ぜてコーシーに入れると…。
戦前の銀座のカフェのお味になるそうで…。
乙女時代に通っていた、演劇学校で知り得た知識で…。

娘の様に可愛がってくれた教務の先生、鬼籍に入られてもう15年近く…。
戦前の共産党の方だったので…。
筋金入りなんてもんじゃない位の共産党党員だったらしく…。
生きておられて今の状況を見たら何と仰るか、てな事を思った本日のアテクシでやんした…。




さてさてお話の続きでやんす…。



踵を返し振り向きざまにバラさんはビー子に言ったのでした…。



「税務署に行ったら必ず領収書は忘れずに貰って来てね。絶対に領収書頂戴ね。絶対よ。私に領収書は絶対に頂戴ね。」
と言うバラさん。



「絶対に領収書だけは忘れたら駄目よ。後で私に領収書は必ず頂戴ね。」
と念押しするバラさん。



「税務署で領収書…。本当に誰彼構わず二言目には必ず『領収書頂戴ね。』なのね…。常識から考えて税務署で領収書くれる訳ないじゃない…。まさに世の中、色々な人が居るわ…。」
と流石のビー子ちゃんですらバラさんの「領収書頂戴ね。」俗に言うくれクレには、本当に呆れ返ったのでした…。


さてさて…。