人形劇456

さてさてお話の続きでやんす。


笑顔を浮かべながら更にセーラーさんは、スーパー女医である自分の娘の事も言い…。
娘さんが同窓生の男の子と付き合っており…。
結婚を誓う仲、だけどセーラーさんは絶対に気に入らない…。
別れさせたと言い放ち…。


ビー子は「はあ〜。」


ビー子ですら耳を覆う話をおっぱじめたセーラー…。
彼のお母さんは在日の方で、俗に言う悲しいかな愛人で…。
彼は母親の苦労を見て育ち、病院を作り苦労して育て上げてくれた母親と弟の面倒を見る為にまさに臥薪嘗胆で医師になった方で…。
「苦労するだけですっう〜。」
「あの♂と一緒になったら母親である私を捨てる事は間違いありまっせーん。」
「お友達の金持ち女医の子は、玉の輿金蔵さんに嫁いで家政婦を雇っていまっすう。娘にはああ言う生活が出来るのよ。あんな♂と結婚したら病院を作る為につましい生活。あの母親は蛇女でっすぅ〜。愛人の癖に…。一人のみならず二人も子供を産むなんて不潔でっすぅ〜。あの蛇女に手紙を書きましたぁ〜。貴方の息子と私の娘ではそもそも釣り合いが取れまっせん〜。家の格が違うので諦めなっさい〜。立場を弁えなっさぁ〜い。娘はお嬢様と育て上げたのですぅ〜。貴方の様な厭らしい下品・下劣極まりない愛人、ましてや○国人だなんて…。と書きましたぁ〜。」


「もう止めて…。」
とドン引きのビー子。
話は更にヒートアップ。
「娘は引っ叩いて(折檻)して別れさせました。」
「あの♂からのプレゼントの縫ぐるみを取っておいたので、娘に縫ぐるみを切り刻む様なさいとその場で即刻命じましたぁ〜。スーパー外科医ですので上手に鋏を使い切り刻んでいましたぁ〜。娘は泣きじゃくってやっていましたぁ〜。そしてマンションの駐車場で切り刻んだ縫ぐるみを灯油をかけて燃やさせましぁ〜。娘は泣き叫び半狂乱でしたぁ…。」
「別れる時は徹頭徹尾やらなくてはいけまっせーん。」
「全て何もかも破壊し尽さないといけなてのですぅ〜。」
で…。


「もうコイツは人間じゃあない〜。」
「化け物だよ…。


もはや化け物=鬼としか思えないビー子でした…。

さてさて。