人形劇340

歳を取ると、足が悪くなって…。

昔お年寄りが、たまたま床に置いてあった新聞紙・広告紙に乗ってしまい…。
足を取られて転倒してしまう…。
そんな話を昔聞いた事がありやんす…。


まさか…。
自分の親がそうなるなんて…。

アテクシの父親、それに似た事をやらかしてくれて…。

夕方の薄暗い時に…。
足元不如意で…。
転倒して…。


遺伝と言う事があるので…。
父方の祖母も最後は足が弱って…。
だとしたら?
今から歩いて脚力を付け様と思っていやんす。




さてさてお話の続きでやんす。


酔い覚ましに公園の東屋にて色々と考えるビー子でやんす。
どうやら電波障害のビョーキの発作は収まった様でやんす。


「私もパロミと全く同じ…。」

「パロミの事笑えないし、批判は出来ないわ〜。」

「『弱いから誤った者に頼ってしまう、弱いからオカシナ者に付け込まれる。結果、自分の人生を誤らせてオカシクしてしまう。』私もパロミも弱い人間なのよねぇ〜。」
「『人は一人では生きていけない』し『人は一本の弱い葦である』だから、付き合う人が大切で大事なのよね〜。『葦の中の蓬』になるも『朱に染まれば赤くなる』も、誰と付き合うかだもの…。だから『切るべき人をスパッと断ち切らないと、何としても手を離してはいけない人の手を離してしまい、結果的に一人ぼっち』なんだし…。」


「だから、旦那のター坊の手を絶対に離さない事を考えなくっちゃ…。今までして貰って当然。アイツに感謝さえしなかった…。だから、ゲスミキが色々と言って来て付け込んできたんだわ〜。ゲスミキとゲスマ蓮っ葉はお友達だし…。とは言っても、ゲスミキが蓮っ葉の事を「アイツ、あれでも日舞の師匠かよ…。本当、踊り下手。ケッケッケ…。」と笑ってた…。『類は友を呼ぶ』。自然とああ言う人間同士は群れるのね…。」
「『類は友を呼ぶ』そして『鏡の法則』もあるし…。パロミは蓮っ葉に付け込まれて…。
私もゲスミキに付け込まれた…。だけど…。ゲスミキがあんな猛毒を吐いて縁が切れたのは結果的に良かった。そして、私もパロミも同じ。思い込みが激しいし…。思ったらそれしか見えない…。パロミに関しては、蓮っ葉の事を教えてやっても無駄。誰も助けてあげられない…。」

「今、どうしたら良いのかしら?」
「先ずは、自分の戻るべき所は旦那のターだし…。私の居るべき所もターの所だし…。兎に角、ターの『コラ!』と言う声の届く範囲の中にのみ居よう…。」
「『自分に危害を加える人は、例え相手が誰であろうとも全て断ち切ろう。一度言ってもわからない人は二度と相手にしない。』それをして、ターの『コラ!』の届く範囲内でのみ、一人御機嫌良く楽しく遊んでいよう。ただ、それだけ…」
「『赦す』と言う事覚えなくっちゃ…。赦すと言う事は、自分とは異なる相手の考え方、価値観、生き方を認めると言う事。だからと言って巻き込まれたり迎合したりする事ではない。ただ、自分とは異なる考え方、価値観、生き方を認めるだけ。少しは私も大人にならなっくちゃ…。先ずは亭主のターに感謝しなくっちゃ…。」
と思ってたのでした。




さてさて…。




チャンチャン