人形劇211

先日、親爺に会いやした。
開口一番、一言「姉さん(アテクシにとってはオバさん)、この間亡くなったぞ!お袋に後で電話して聞いとけ。」
「エーッ!」の一言で…。

で、本日、母に電話。
「何で教えてくんないのよ!」と一発ブッこいたら…。

母も、突然、訃報の電話が来てビックリ!
兎に角、大慌てで取る物も取らずに御葬式に行って来たらしく…。

このオバさん。
本当に女傑なんてもんじゃぁない人だったから…。
パワフルとかワイルドなんて言葉では形容出来まっしぇーん。

孟母でもあり、従兄二人、孫まで超一流大学出して、それも特待生に叩き上げ、海外の大学に行かせ、それなりの資格取らせ、大企業に突っ込み、一家全員スーパエリートオブエリートだし…。

オジさんも、アソコまで出世させたのも、あのオバさんが、オジさんの尻を叩いたなんてもんじゃぁない…。
オジさんの尻蹴飛ばして、アソコまでにして…。
職場でも、オバさんがあれだけの運動したから…。
職業柄殉死は付き物だけど…。
勤務先も…だし…。
だけど…。
オジさんは、常に無傷で何も無く…。
学歴が中卒と言う事で、所長には残念ながらなれなかったけど…。
指令?に迄登り詰め…。
オバさんが、鬼嫁の御師匠さんだけでなく、かなりのアゲマンだったと言う事の実証だけど…。


何年か前に会った時、相変わらず元気溌剌で…。
叩いても死なないって言うか、歳を取れば少しはパワーダウンすると思うけど…。
どう見ても、老いて益々意気盛んなんてもんじぁなかったから…。

「人の命って…。」
と思ったんでやんす。


母も、当然、父もだけど…。
突然の訃報で驚愕していて…。
「全く信じられない…。」って感じで…。

母によれば、やはり具合が悪っかったみたいで…。
ああ言う気丈なんてもんじゃぁない人だから、自分の美学として加齢による衰えを他人に絶対に見せず、一切悟られ無い様にしていただけ…。

従兄達によれば、具合が悪く時折入院していたそうで…。
入院はオバさんによる厳重な緘口令が敷かれいたから…。
従兄達、二人は誰にも他言はしなかったそうで…。
入院する毎に徐々に体力が衰えて…。
俗に言う老衰だと言う事だったそうで…。


最後に「私達だって何時、何があるかわからないだから…。本当にいい加減、シッカリして下さいよ!」と母から言われて…。

本当にいい加減にシッカリしないとと思ったのでした。



さてさて、お話の続きでやんす。
久しぶりにドメが来た事だし…。
何かにつけて、飲み会をしたがるガンさん。
飲み会となったんでやんす。

オー子さんも、色々と腕をふるい次から次へとドメの好物を作り、テーブルに運び…。


ちなみに、ガンさんとオー子さんは、「アイツ=ビー子が居ないと本当に家の中平和。ター坊の所に一生行き、二度と帰ってくんな。」と内心思い…。
久しぶりにドメが来た事を切っ掛けに再認識しているんでやんす。
内心「ビー子、もう二度と帰ってくんなキャンペーン実施中。」でやんす。


テーブルの食玩は、フイギュアシッョプで以前購入した物でやんす。



チャンチャン