人形劇201

朝、髪をジェルでセットしている時、ふと色々と連想しやんした。


先月、余りにも肩凝りが酷いので、整体さんに行きやんした。
元来が大変な凝性で(>_<)。
今は付き合いがない知人に、近所のお年寄りに頼まれて整体?を出来る方が居り…。
一度、彼に肩をほぐして貰った時、最後に一言。
「こんな肩の凝ってガチガチになってる人、俺初めて!」と驚愕された位で…。


整体師さんと話している最中、「猫の毛が付いているから取ってあげる。」と言われコロコロで拭かれた時もあり…。
その時「自分も猫を飼っているから…。」と…。
まっ、相当汚かったと思うけど(>_<)。
悪いのはアテクシでやんす。


それから暫くして、整体後に酸素水?を戴き、会話していた時、洗髪の話が出て…。
ちなみに毎日、朝シャンをしているそうで…。
「シャンプーする時、ブラシもついでに洗うと綺麗になるんだよ…。」と言われ、フーンと思って聞いていやんした。
その後「良くブラシに毛が付いたまま使っている奴が居て…。そう言う奴の家に行くとだらしない。何だコイツは…。」と言われていやんした。


そんな事を思いつつ、会社に…。
ゴミ箱を見たら、お弁当に付いているインスタント味噌汁が捨ててあり…。
会社では弁当店から弁当を取り、昼休み、お湯を沸かし付録のインスタント味噌汁を飲んでおり…。
たま〜に、弁当の数とインスタント味噌汁の数が合わず…。
配達のお姐様に「昨日足りなかったよ〜ん。」と言うと「ごめ〜ん。」と言い、余分に二、三個程度くれて…。
それが貯まりに貯まって…。
足りない時、皆、特にオ兄さん達は、賞味期限を全く見ず片っ端から使って…。
気を付けないと、一年前にとっくに賞味期限が切れたインスタント味噌汁がある場合があるし(>_<)。


見たら、冷蔵庫の中も整理整頓されており…。
掃除をしたのは、何時も良くしてくれている上長、通称コンスタンティンでした。
この方の現在のあだ名は、コンスタンティン
昔は、孔雀王で、その後、某国営放送で、陰陽師である「安倍清明」のドラマが放映されている時に、陰陽師もしくは安倍清明となり…。
何年か前に、映画コンスタンティンが放映されてからはコンスタンティンと皆、呼んでいやんす。
他には「猛獣使い」とも呼ばれていやんす。
この方は、普段は普通の仕事をしていやんすが、問題のある部署があると軌道修正をしたり、新部署の立ち上げ時にパート等の指導する等の立ち上げ及び軌道に乗る迄居ると言う方でいやんす。
普段は、俗に言うモンスター社員=問題社員と言う何処の部署でも余す札付きの人を一手に引き受けている方でやんす。
親会社のもはや一種の名物で…。
彼の所に行ったモンスターは老若男女問わず、人目憚らずワーワー泣き…。
見ている皆は「又、孔雀王が泣かせちゃった…。」でやんす。

類は友を呼ぶで仲の良いモンスター仲間の一人であるオバちゃんが「あの人だけは、何があっても黙って最後迄話を聴いてくれるの…。」と言っていやんした。

問題社員=モンスターのレッテルを貼られると…。
1+1が2と言っても「違う!」と皆は全否定で来ますからねぇ…。
もう心が凍りついてしまって…。
名作の「氷点」じゃないけど…。
心が何も感じず、凍てついたまま…。
そこに初めて自分に対して、全肯定・全受容でコンスタンティンが来るから…。
皆、凍りついた心が溶けて、今まで全て全否定されてやりきれなかった悲しみ・辛さが溶けて涙になって人目を憚らずに大泣きをしてしまう…。
俗に言うカタルシス(浄化)作用で…。

尤も、この方が今の工場に転勤してから色々としてくれるのは…。
まっ、アテクシもモンスータ社員、札付きの問題社員だからと言う事は認めますが…。

もし、この方が同じ状況なら、黙ってブラシを掃除しておくだろうなって…。


そして、朝のアテクシのお守が、大友康平?に酷似した上長。
二人とも仲が良く…。
俗に言う人としての属性は全く同じ、切り口が違うだけ…。
この方は、完全に鈍感力の塊みたいな人。


同じ状況では…。
コンスタンティンは、わかる迄ジックリと噛み砕いて諭しますが、この大友さんの場合は、一言で全処理。

もし、汚いブラシを見たら…。
顔色一つ変えず平然と何も言わず黙って使うのが、この方。


だけど…。
鈍感力の塊だからと言って何も感じてもいなし考えていない訳では無いとつい最近わかりやんした。
この上長を初めて見て挨拶した時、笑って両手を広げてくれたけど…。
もう怖くって…。
最低限の挨拶のみでやんした。


ですが、今、良く話しやんす。
切っ掛けは心療内科で遭遇したから…。
後日、この上長に会社で会った時、皆に言っていたし、匿名性のブログと言う事で…。
秋刀魚?もしくは鰯?の刺身を食べた時、喉に違和感があり内科に行った時、内科医から「寄生虫では?」と言われ精密検査となり…。
結果はシロで何もなかったものの…。
かなりの病院に精密検査に行き、当然、何処の医療機関でもシロ。
だけど…。
どうしても喉に異物感があり食事が辛いので、それで、心療内科に行ったのだそうで…。


この間、性格上の問題で更迭された前工場長、現副工場長のピーの奴がアテクシに対して又もや嫌がらせ…。
完全に持病の電波障害とビョーキの大発作を引き起こした時…。
この大友康平に似た上長は、一言「お前、突くの得意だろ?突くの大好きだろ?」と言われ、その瞬間、電波障害とビョーキの発作は完全に収まりやんした。


その前も、土曜日の心療内科の混み方はもう…。
「一緒に行こう〜よん。どうせ最低でも1時間から2時間待つんだし〜。ファミレスでお茶したりしょ〜うよーん。」と言ったら…。
「自分だけそんな事しちゃ絶対に駄目。皆、同じ様に黙って自分の順番を我慢して待ってんの。皆と同じ様にじっと大人しく我慢しないと駄目。」と言われ…。
何時もはああ言えばこう言い返すアテクシも、一言「ハイ。」と言うのみでした…。


あの上長の鈍感力の根底にあるもの、それは、ガラス細工の様な細かな繊細な神経を持っていて…。

だから、敢えて良い意味で、故事の3匹の猿「見猿・聞猿・言猿」を貫いている。
相手の事を本当に思いやったら、敢えて見て見ぬ振り、敢えて聞いて聞かぬ振り、敢えて黙っている…。
それは事無かれ主義でも何でも無いし…。
そこにあるのは本当の優しさ、人への思い。
そして、かなりの器だと思うし…。

時折、調子に乗るとかなりバチンとやって来るけど…。
それは…。
これを今、言ったら、この人は大変に傷ついてしまう、絶対に持たない…。
たけど、言う時には言う。
絶対に傷つかない様に、だけど必ず悪さを止めさせる。
それは相手を常に良く見いて、良く観察し、相手を包みこんで、信頼関係をシッカリと築かなければ出来ない事だし…。


その上長を見ていて思ったのは、今、音信不通になっている彼。
彼も鈍感力の塊なんてもんじなかったけど…。
あの上長と全く同じタイプの人。
唯一の差は、男と出来るか否かのみ…。
彼から「調子に乗るな。」「ボランティァだろ」「アンタに引き摺り回されるのは、もう真っ平御免。」「誰でも自分の我儘許すと思うな…。」等々、かなりバチンとやられたけど…。
彼は、決して口に出さなかったけど…。
「人間は奥深い者」と言う事を熟知していたんだと思うし…。
だから「何かも全てわかるなんて事は絶対にあり得ない。不可能。だけど、全て受け入れる」だった…。
「何もかもわかる事と全てを受け入れる事は全く別物」と言う人と全く正反対。

これからは、どんな人と付き合うかの答えは出たし…。

バディ・相棒・相方には、コンスタンチンタイプは無理。
コンスタンティンの方が疲弊してしまうから…。
俗に言う疲れる男の意味が、やっとわかりやんした。


「鈍感力の塊」型のタイプじゃないと私とは合わないし無理。
カウンセリングほ学び習った事の一つに「男は一人では絶対に生きていけない。大変な寂しがり屋だから…。常に愛する人間に側に居て欲しい者。たけど…。仕事の腰を折られたり邪魔される事だけは絶対に嫌。側に居てほしい時は、その特性を充分に熟知し、仕事の邪魔をしたり仕事の腰を絶対に折らなければいいだけ。そう言う時には、側で一人御機嫌良く遊んでいればいいだけ…。」で…。
その意味も良くわかる今日この頃。


話が拡散し過ぎるので。

本日はこれまで…。




若いのは一寸…。
渋めと言うか燻銀的な熟年男性がと言う方も居ると思うので…。
もう一枚、ウップ。


チャンチャン