人形劇71

相変わらず、自堕落な日々を送っているアテクシでござんす。

楽譜を探した時、アダルトチャイルド関連の本が何冊が出て来ゃんした。
その中に、海原純子大先生の本が何冊も大量出現。
「一時期、かなりはまったわよねん。」との感慨が…。
読むのを止めた理由。
確かに考え方かもしれませんが…。
エルナ・ポーターの「スウ姉さん」について、あれは問題だと延々と大書きしており…。
姉妹作品の「少女パレアナ」程、有名では無いけど…。
それも、子供時代に学校で読まされたとあり…。
一言「どんだけ、ひねくれたガキだったのかしら、この方…。」
「援助職、それもドクター、精神科医=心療内科医なのに、いい加減、子供の頃のトラウマ解決しなさいよ。呆れた…。」で…。

「スウ姉さん」は、本当に佳品と言う位置だと思うしね…。
確かに自己実現は大変素晴らしいし…。
その次に、素晴らしいのは、自己犠牲と献身だもの…。
尤も、周囲が自己犠牲と献身を要求するのは、論外で、そう言う人は、何としても追っ払うべき、断ち切るべきだとアテクシは思いますが…。

誰にも一切強要されず、自分の意思のみで、自ら望んだ自己犠牲及び献身は素晴らしい事と思いますが…。
海原大先生は、スウ姉さんの悲鳴が聞こえるとあり…。
一言で言えば、焚書にすべき、この世界からこの愚かな本は抹消すべきとあり…。

スウ姉さんのラストの方で、プレストンのおばさんが、妹と弟に言う長台詞があって…。
「どうしたらこうしたらもありません。…略… この町を見渡したって、年がら年中留守番をして他の人達ばっかりに面白い思いをさせているスウ姉さんは何人となく居ますよ。何にもよらず自分は何時でも遠慮して、縁の下の力持ちをして、人を正面の席に座らせる為には、後ろの方に引っ込むと言う仲間は幾らでも居ます。しょっちゅう台所で皮むきばっかりしていて、人に食べさせているって言う具合にね。… 行列が通る時に、前の方に出て旗振りでもすりゃあ。人の眼につくけど、そんな晴れがましい事は金輪際しないから、誰にも気づかれる時は来はしませんや、そんな時にゃあ、台所に引っ込んで、ドーナッツでも焼いてさ、行列に出た人達に後で食べさせょうって言うのがあの方気性なんですからね。…略… 本を書いたり、笛を吹いたり、歌を歌っている人達ばかりが偉い人だと思ったら大間違いで、スウ姉さんみたいに、じいっと家に居て、日曜学校の子供達を教えたり、年頃の男の子達を自分の家に連れて来て面白く遊ばせてやって、夜遊びの悪い習慣が付かない様に気を付けてくれる人が居なけりゃあ、町は持っていきませんや。そうかと言って、どれほど偉い仕事をしていても、縁の下の力持ちをやっているんじゃ世間ではちっとももてはやさないけど…略…。」
作者のエルナポーターが言いたい事はプレストンのおばさんが全て言っているし…。
自ら望んだ、他人に一切強要される事の無い自己献身の素晴らしさだし…。

他人が嫌がる相手に強要、無理強いした自己献身=モラスハラスメントは大問題。

そこを履き違えて、全く読めてないし…。
ましてや、援助職なんだし…。

「一言、スウ姉さんの作品のスピリッツ、作者が何故、この話を書いて、それも日本で言う明治時代、それが時と国を超えて読み継がれている理由がわからないアンタの精神構造の方が大問題…。」
「他人様のアダルトチャイルド治療する以前に、自分のアダルトチャイルド問題を解決した方がいいんじゃないのかしら?」
「何か歪んでる。それ以前にコイツ、本当にバッカじゃない…。」
と思い、海原先生の著書を読むのは全て止め、本棚の奥に押し込んだ経緯がありやんす。

だって、著書読むと、母親やスタッフの悪口大満載のてんこ盛り…。
気分悪くなっちっゃて…。
一言「バカ、移りそう…。」
「人間腐るよ。」と思ったからで…。
そうじゃなくても、腐るだけ腐ったアテクシの性根。
これ以上腐らせたくないし…。

そう言う、アテクシも全く余裕が無いなと大反省…。

だけど、アダルトチャイルド、いい加減止め様と思ったキッカケになったから…。
まっ、いいかと思っておりやす。



今回は、アスカラングレーの素体にそのままオークションで賦けて戴いた浴衣を素直にそのまま着せやんした。

設定は、カー子さんも浴衣姿。
鳴り物担当と言う事でやんす。
ちなみに、長唄担当と言う事にして…。
イメージ的に歌が上手そうだし…。
まっ、器用で何でも卒無くこなしそうですよね。

話は外れますが、芸者と言うと隠避なイメージがあるみたいで…。
皆さん、遊女と混同しているみたいで…。
芸者さんは、今のショーパブのお姉さん。


それも、出前のショーパブのお姉さん方達と言った方が早いと思います。
当然、ショーパブのお姉さんとフーゾク及びソープのお姉ちゃんは、違いますよね。
芸者さんでも、面白いのが、地方(鳴り物)担当のお姐様達…。
艶笑と言う奴、俗に言うかなりギリギリの所でのクスリと笑える下ネタ。
一種の紙一重で、一寸でも外れると気分を害する下ネタとなり…。
そこを上手にやるのが、この方達…。
下ネタに関しては、知性・教養・根本的な品格がわかるので大変に難しいのだそうです。
酒が入ってる関係上、お座敷で、上手に酔っ払いや若い芸妓達の揉め事の仲裁にも入りますし…。
お客が、楽しく遊べるのも、この御姉さん方の腕とも言えるのだそうです。

さて、話の続きでやんす。

ミサさん、ルナちゃん、シーちゃん、カー子は目配せをして…。
カー子が、携帯を取り出して…。

やって来たのは、ター坊でやんした。
ビー子に対し「全くチ○チ○とうるせぇな。そんなにチ○チ○見たかったら、見せてやるよ。」とスポンのベルトを下げて…。
流石のビー子も「止めて…。」と言い、ここで一先ず一見落着。

とは言え、ター坊が目を離すと…。
ビー子とキャッ子は、小競り合い…。
再び、バトル再燃。
ター坊がすかさず「チ○チ○出しちゃうぞ!!。」と言い、再び、沈静化…。

ター坊が、ミサさんに目配せをして…。
請求は、ビー子の分だけ…。
だって…。
ター坊は、良い客のみならず、ミサさんやルナちゃんの話を常に確り聴き、キチンと適切なアドバイスをするから…。

ター坊に引き摺られて帰ったピー子でした。

一先ず、一見落着とは言いたい所ですが…。
未だ未だ、騒動は宵の口と言う事で…。


チャンチャン