人形劇791


以前、作ったラメのドレス、接着剤が弱くてボロボロと剥離して(>_<)
で…。
こちらとピンセットを使用して再接着。


で…。
出来たのがこれ…。
完全にバリバリ(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
まっ、良いかでやんす。
一番良いのは、ビーズに糸を通して縫い付けるのがと思いやんした。
「ただ、相当根気が…。」と思った本日のアテクシで…。


さてさてお話しの続きでやんす。


真理さんは、ニッコリと微笑むのみ…。
フーちゃんと言えどもお客さんだし…。
そこは大人の対応で…。


「真理ちゃんの店のアロマ精油高過ぎだ〜わよん〜。ボッているって言われるぜぇ〜。」
から始まり…。
「だから、俺が高校の時、結婚を前提に付き合ってくれと言った時に、俺と付き合えさえすれば、今、こ〜んな事しなくても良かったんだっぜぇ〜。」
「俺は、元々営業、MAを長年やっていたんだっぜぇ〜。パイプはあるから、色々とアロマ精油なんて安く仕入れられんだっぜぇ〜。」
「俺を婿にさえすれば、実家の大店はモット繁栄したんだっぜぇ〜。弟に後を譲らなくても左団扇で一生本当に幸せに、それに毎日面白おかしく楽しく、一生楽に暮らせたんだっぜぇ〜。」
「この俺が何度も高校時代から付き合いを申し込んだのに袖にしたから、罰が当たったんだっぜぇ〜。因果応報なんだっぜぇ〜。」
とノウノウと言うか平然といけしゃしゃーと真理さんにブッコくフーちゃんで…。
フーちゃんが真理さんを俺の♀なんて言うのは大嘘。
幾ら、粉かけても真理さんはフーちゃんは眼中になんて無く、歯牙にすらかけておらず、俗に言う全くと言うか論外と言うヤツで…。


真理さんは、「あら…。そう…。」ニッコリ微笑むのみで…。


「今も独り身なんだってぇ〜。淋しくて溜まらないだろう〜。」
「意地を張るのも良い加減にした方が良いぜっぇ〜。」
「俺は今は孫まで居るんだっぜぇ〜。孫も来年高校なんだっぜぇ〜。年月の経つのは早いもんだねぇ〜。」
「今からでも遅くないぜっぇっ〜。」
「俺と大人の関係と言う事で付合うのはどうだっぜぃっ〜。」
「愛人になって慰めてやるぜぇ〜。」
「それにあんな馬鹿女房と離婚して結婚してやっても良んだっぜぃ〜。過ぎた年月を埋め合わせて俺が充分幸せにしてやるっぜぃ〜。」
「何時でもやり直してやるっぜぃ〜。」
「何時でも俺は真理ちゃんを幸せにしてやるぜぃ〜。」
「全くバカですねぇ〜。」
元々高校時代から、真理さんはフーちゃんを一切相手にしておらず…。
プライドだけは異常に高いフーちゃんは、高校時代から、実に30年近く真理さんに暇さえあればゴニョゴニョと言いに行き…。
とは言え真理さんは暖簾に腕押し、柳に風で…。
若き日の真理さんは、皆のアイドル=マドンナで…。
真理さんが店番をしていると、同年代の♂達、皆が店に来て…。
お腹が痛くもないのに下痢止め、頭が痛くもないのに頭痛薬を買いに来て…。
とは言え、♂同士の暗黙の了解で抜け駆けは一切しないとなっており…。
その暗黙の了解を平然と破り、何度も真理さんに交際を申し込んではその都度丁重にお断りされたのにも関わらず、30年以上ものフーちゃん…。
尤も、真理さんとしたら何時もの事、体良くあしらわれて上手に追っ払われたフーちゃんでした。

チャンチャン