人形劇449

さてさてお話の続きでやんす。


思い出しのは、この方。
スーさんでやんす。
スーさんは、俗に言うガラガラ。
パチンコと麻雀大好き、豪快な♀で…。
完全に「」♀と言う方でやんす。
だけど、ただ単なるガラガラ♀でないのがこのスーさん。
実は、フリースペースをやっている方でやんす。
普通の作業所と全く異なり、当事者にスタッフ一名にスタッフ一名。
依存症と性的被害に悩む方を一手に引き受けている方でやんす。
彼女だからこそ出来る事で、普通の精神の作業所スタッフでは無理でやんす。


で、酒も煙草も大好き…。
酒を水と称しガブガブ。
煙草も機関車並みのヘビースモーカーで…。
煙草は、自作でやんす。
爪楊枝を白く塗っただけでやんす。
一寸だけど…。


ビー子も煙草を吸うので…。


二人してスパスパ…。
部屋中はヘルハウス、煙草の煙で充満。
もうヒェーって感じで…。
ビー子に
「性的被害の方は突然に過去の事を話し出すからね。」
「その時に後でとなると貴女が憎いに変わる。本当にそれが怖い。やっと心を開いてくれて、快方に向かうチャンスの芽を摘んでしまい、快方のチャンス、切っ掛けを私のせいで失う事になるから…。」
「それで心を傷つけ凍らせてしまったら…。本当に取り返しがつかないからね。それはあってはならいないし、どんな理由であろうとも許される事でないから…。」
「謝って済む問題で無いから…。」
「だから当事者の方とは、何処の作業所でもそうだけど、特に私達、性的被害、依存症の方の居る所では、常に真剣勝負、絶対に気が抜けない…。」
と常に言っていやんす。
もう完全な口癖。
これは、常に相手をシッカリ受け止めると言う事でやんす。
例えどんな理由があろうとも絶対に相手をかわしてはならない。
その事によって、当事者は更に心が深く傷つき、取り返しのつかない事になるから、その事によって発生する二次被害が大変に恐く怖ろしい。
二次被害の深刻・深淵さを常に言っているだけでやんす。
「お前は本当に良いね〜。若いからさ…。」
「アタシしや、この歳だ…。幾ら講習会に出ても全く頭に入らないよ…。」
でも、これは援助職に就く人間は、常に自己研鑽とスキルアップを心掛ける以上、常にしなくてはいけないとビー子に忠告しており…。
それを含めて、「突く」だれのスリーラブは本当にバカで…。
チーフがスリーラブを常に目の敵にし、常に厳しいなんて言葉で片づけられない位に叱責する理由は、二次被害を常にスリーラブのカウンセリングで起こし、とりかえしのつかない大変な事になるから…。
やっと、その事に気付いたビー子で…。
ふと、スーさんの口癖を思い出したビー子で…。

さてさて。