人形劇441

アテクシが泊まったのは仙台駅前。
試験会場は、勾当台公園日商で…。

流石は百万都市=東北の玄関口と言われる仙台の日商の建物…。
ゴーカーでやんした。

二級は、凄い受験者…。
大講堂と大会議室で…。
計4つで…。
千人近く来たみたいで…。

三級は、三百人程度…。

一級ですら、百人強の方が受験らしく…。

とは言え、二級、三級、どちらとも時間が全く足りなくて…。
再点検すら全く出来ず…。
全ての問題を解いた時点で試験終了…。


行きも帰りも本当に大変でやんした。
良く事故らなかったと思う位…。
命縮むってこの事と認識…。


とは言え、帰りは2時間半で帰って来れやんした。
キャラメルも延泊にならず、本日中に引き取れたし…。
延長料金が発生しますけど、待っているからとホテルの人が待っていてくれたし…。
ペットホテルも震災・原発騒ぎで5時迄の時間短縮営業。

行き帰り通過した新地から山元から亘理迄…。
凄かったし…。
半年経てもあれだけの瓦礫と荒涼した土地のみで…。
何か…。
あれを見たら…。
言葉にする事は出来やせんでした…。



さてさてお話の続きでやんす。



ビー子が思い出したのはチーフでやんす。
一言、鬼軍曹の様な御方でやんす。
カウンセリングマインドを常に忘れず自己研鑽を怠らず、自己研鑽を怠った後進、カウンセリングマインドを忘れている人間には常に容赦なくビシビシでやんす。
俗に言うグーで手か飛んで来るおっかな〜い方でやんす。
クライエントには大変素晴らしいカウンセラーですが、後進カウンセラーにとっては、もう脅威以外の何者でもなく…。



当然、バ○の一つ覚えで突くのみのスリーラブは、クライエントから苦情件数№1。
ダントツ1位で…。
スリラブーの天敵がこのチーフでやんす。

相変わらず突くのみしかせず、いざとなると逃げだし、自己の言動に一切責任を持たないスリーラブに対し、当然、チーフは烈火の如く大激怒
「『突く』のみ!バカかお前は。カウンセラー止めちゃいな。相手が傷つくって事わからねぇのかよ。私が何故怒って、今、オメエさんを呼びつけて怒鳴っているかその訳わからないなら…。」で…。
「悩んでいる人は藁に縋る思いでカウンセラーの所に来ているんだよ。そんな事もわからねぇのかテメェは。」
「自分の食う飯を買う金がどこから来ているのか、どういう思いでその金を出して戴いているのか、それを知る事がプロと言う事なんだよ。クライエントさんがどうやってカウンセリング料金を捻出されて、どうして相談に来ているか良く考えな。それもわからない様なら今直ぐ、ここでテメェはカウンセラー辞めな!」で…。



「泣けきゃ良いってもんじゃねぇんだよ。」
「恥知れ恥を…。」
「尤もお前が『恥』と言う言葉知ってたらこんな苦情は来ねえんだよ…。」
「何度注意したらわかんだよ。スリーラブ、テメエって奴は…。」
と怒鳴られて…。
流石のスリラブーもタダ泣くだけ…。



現場を陰から見ていたビー子とクーちゃんは、
「スリーラブの奴、本当に良い気味。」
「常に人に意地悪ばかりしているからよ〜ん。」
と大盛り上がりで…。



キューちゃんは、チーフのお気に入り。
「キュー。調子はどうだい?御飯食べに行こう。」と言われて、楽しくチーフと談笑をしていやんす。
チーフがキューちゃんを可愛がっているのは、自己研鑽を常にしカウンセリングマインドを常に忘れないから…。
カウンセリングは、技術と技法は後から自然とついて来るもの、唯一の基本は「相談者に対する愛情」を常に持つ、絶対に忘れない事。
キューちゃんは、俗に言うハンサムウーマンだから、それを常に保持しているのでチーフは可愛がり、色々と技術・技法指導を惜しみなく与えているんでやんす。
ゴマばかりすり、相手によりコロコロと態度を変えるスリーラブと全く対極的に誰に対しても愛情と優しさを持っているからでやんす。





チャンチャン