人形劇445

さてさてお話の続きでやんす。


「一寸、何してるのよ。早くして頂戴…。」
と物置に母親であるオー子さんが入って来て…。


「又、アンタ何か企んでいるんじゃないでしょうねぇ?」


「別に〜。」
「たまたま養成所時代の楽器が出てきたから爪弾いているだけ…。」
とビー子が言うと…。


「だったら良いけど…。」
「くれぐれもバカな事だけはしないでよ!」
「カーッとなるとお父さんと同じで前後の見境なく何しでかすかわからないんでから…。」
「何事も後先の事良く考えてしなさいよ!」
「二重人格でアンタは本当に怖いんだから…。」
とシッカリと釘を刺し物置から出て行ったオー子さんでした。

さてさて…。



チャンチャン