人形劇2108

本日も相変わらずの塚ネタでやんす…。

https://www.youtube.com/watch?v=ai5AfLCyuMo
バレンシアの熱い花 」でやんす…。

東京再演の奴みたい…。
初演だと…。
瀬戸内美八北原千琴、他に専科の大御所である沖ゆき子さんとか大路三千緒さんとかも出ていた様な記憶が…。

沖ゆき子の役が藤城潤に変更したらしく…。
まっ、藤城潤も本当に上手いからねぇ…。

大路三千緒の役が三鷹恵子に代わり…。
三鷹恵子も上手いし…。

北原千琴の役が優ひかりに変更で…。
「頑張っているだけどねぇ…。」で…。
ねぇ…の部分でお察し下さいで…。
まっ、北原千琴の役を演るのは確かに大変だしねぇ…。
優ひかりも大変な猛者だったらしく…。
初舞台の時に、天津乙女の舞に合わせて歌ったらしく…。
「凄い…。」と言うより「スゲ〜。」だからねぇ…。

天津乙女は大変な人だったらしく…。
乙女時代、日舞を習っている時に、「今、貴方達は、オーケストラ等の西洋音楽に合わせて日舞を踊る事に何とも思わなかっただろうけど、あの時代、長唄三味線以外で日本舞踊を踊るなんて誰も考えつかなかったし、考えても、長唄三味線以外で踊ると言う事は本当に奇想天外なんてもんじゃなくって…。あの当時の常識で考えられなかったから…。」
と言われ、その後に…。
「オーケストラ―で日舞をあれだけ踊れたんだから…。」
とも言われており…。

例えだけど…。
歌舞伎の下座音楽をオーケストラに替える的な事と同義語だから…。
今でもそんな事はあり得ないから…。

天津乙女は、全ての流派の師範を取っては返しての繰り返しだったらしく…。
初舞台生である「優ひかり」の歌で、天津乙女が踊ったんだからねぇ…。
優ひかり、凄い実力…。
それだけ実力があったから、天津乙女は優ひかりの歌で舞ったんだし…。
あれクラスの超が幾つも付いても足りない大物になると、相手が幾ら年下例え初舞台生であろうともキチンと相手の実力はチャンと認めると言うからねぇ…。

小雪、本当に綺麗で…。
今は死語に等しい、死語そのものである、臈たけて美しいそのもの…。
類希なる美形で…。
その美しさがかえって仇になって、宝塚も使い様が無かったらしく…。
尤も、トップ娘役以外に、作品によってヒロインは演じたから…。
小雪は、当時の月組のトップ娘役の小松美保とプログラムとポスターでは全く同格の扱いだったし…。
作品でもほぼ同格だったし…。

ふと思い出すのは、別組の雪組の城月美穂も同様だったらしく…。

俗に言う娘役残酷史の五人、奈緒ひろき、衣通月子、玉梓真紀、城月美穂そして舞小雪だからねぇ…。
あの当時、本当に不運と言うか悲運の人、多かったしねぇ…。
今だったら、大変な大スターだもの…。
あれだけの人達が研を競い合ってたから、あのブーム…。
ブームが起きて当然と言えば当然…。
今みたいに96期みたいな事してる時間は全く無かったのかも…。
そんな事してる時間とヒマがあれば、バイは決まってんだから、少しでも歌かダンス技術磨いて役貰うだろうし…。
てな事を思った本日のアテクシでやんした…。




さてさてお話の続きでやんす…。



さて…。
場所は変わり…。
「全く…。」
と異口同音にブーブー言いながらブウタレつつ歩いているビー子ちゃんとクーちゃん。



「ああ〜。嫌だ嫌だ…。本当にキモイんですけど…。」
と言うビー子ちゃん。



「マジぃ〜。リアル化物ぉ〜。勘弁してって感じぃ〜。」
と言うクーちゃん。



「ギャー」
とけたたましい大声をクーちゃんが上げて…。


さてさて…。