人形劇1218


良い事は良いのだけど…。
何か哀しい話ばかり…。
運命は自分の努力で変える事は出来るのだけど…。
宿命は自分の努力では決して変える事は出来ないから…。
親を選べないと言うのと同義語…。
抗えないもの…。
抗っても何も解決はせず…。
もはや、受け入れるしかないから…。
それしか解決する方法は無いから…。
そこから始まりだから…。
「周平、本当に奥深いよね…。」
と言うありきたりの感想でやんした…。




さてさてお話の続きでやんす…。



「あの整体サロン、実は♂の人向けの風俗だそうでわ〜ぁ。本当に厭らしいと言うか本当に最低な♂ですわねぇ〜。人間のクズってああ言う手合いの事でしょうねぇ…。まっ、それに当節の♀の人って直ぐにヤッてしまうですわねぇ〜。私達の時代には考えられない事でしたわねぇ…。節操と言うかモラルと言うか、今の時代、何か大切で大事な事が失っておりますわねぇ…。本当に嘆かわしいと言うか悲しい事ですわねぇ…。」
と婆っちゃんAが言い…。



「それにオマケに…。あの整体師、霊能者なんですって…。持って生まれた霊能力=無意識を私利私欲の為のみ駆使=悪用して…。とんでも無い事ですわねぇ…。私も霊験あらたか、御住職が大変立派な方で皆が御住職を慕って参詣するよ寺院に行きまして、御住職とお話する機会がありまして、話したんですの。『無意識=霊能力は持って生まれた力のみならずに、朝晩の勤行、日々の精進があり、そこに初めて神仏の御加護があり正しく使えるモノ。朝晩の勤行と日々の精進をせず使うと…。何かとんでもないモノ、悪鬼・怨霊等に支配されてしまう。」と仰っていましたわ〜。キッと悪鬼とか怨霊挙句には野狐でも憑いているんじゃないかしら…。本当に嫌ですわねぇ…。」
と婆っちゃんBが言い…。



「私達も歳ですから、整体と考えますけど…。あんなエロオヤジ、それも狐憑きがやっている整体サロンなんてとんでも無いですわぁ〜。大切で大事なお金払って、変なモノ移されたらたまりませんわねぇ…。本当に年金もねぇ…。」
とベチャペチャと言う婆っちゃん二人…。



フーちゃんが傍にいるのに平然とフーちゃんの悪口大会をしている婆っちゃん二人…。
まっ、B29の爆撃を逃れて生き残ったと言うか生き延びた人達ですからねぇ…。
一寸やそっとの事じゃ驚かないでしょうねぇ…。


さてさて…。