人形劇886


こちらハヤシライスのルトルトでやんす。
食べている最中に思ったのは…。
「肉と玉ねぎ炒めて、小麦粉とコンソメ・塩・コショー入れてケチャップを入れれば良いのよね〜。」
で…。

「実家に居る時、母が良く作っていたっけ…。」
的な事も思い出し…。

「今度、試に作ってみようかしらん?」てな事を思った本日のアテクシでやんす。





さてさてお話しの続きでやんす。



「真理ちゃ〜ん。」とニカニカ笑い店に入って来るフーちゃんで…。
ニヤニヤでなく、「ニカニカ」でやんす。
「ニカニカ」…。
お察しく下さいで…。


真理さんも内心は「又、来たわ〜。」でやんすが…。
そこは、大人なので、例え相手が誰であろうともキチンと礼節をわきまえて…。
「いらっしゃい。」と御挨拶して…。



「真理ちゃ〜ん。加圧式ルーム、とてもお金がかかったんでしょう…。」
「駄目だよ…。500円だなんて…。5千円取らなくっちゃ…。」
「商売はねぇ〜。人の弱みに付け込むモノなんだよぅ〜。」
「幾つになればわかるの〜。俺が気持ちの良い事してあげで教えてあげるよ〜ん。」



とは言え…。
何時も真理さんは、適当にあしらっているので…。
まさに「暖簾に腕押し」「糠に釘」なので…。
とうとうブチ切れてしまったフーちゃんで…。
態度が豹変し…。
「商売、特に援助職って言うのはよう。人の弱みに付け込むモノんじゃねぇかよ!特に精神科医、カウンセラー、占い師はその最たるモンじゃねぇかよ…。」
「餓鬼じゃあるめぇし…。何時まで綺麗事やってるんだ!」
「どうしてわからねんだ!!!」

「生きていく上では「卑怯」さって言うのは大切で大事な事なんだ!「誠実」だなんて、愚の骨頂なんだ!大変に愚か極まりない生き方なんだ!「誠実」って言うのは「馬鹿」と同義語なたんだ!何時まで経ってもそんな基本的な事がわからないんだ!」

「アンタのオヤジさんも本当にバカ極まりなかった…。近所に住むアル中の夫抱えてDVを受けている♀の人を見兼ねて雇って…。何かあったらどうするつもりだったんだ…。」
「俺も随分心配したんだぜぇ…。」
「まっ、旦那の暴力受けて何時も腕折られたり、挙句に歯や腕も折られて、治療代も無くて歯も入れられない♀雇って治療代出してやるわ…。本当に真理さん、アンタのオヤジさんは、バカそのもの、お人よし過ぎた…。」
「あんな♀は上手く騙して親切ごかしを駆使して安く使えば良いのに、俺なら絶対にそうするぜ…。なのに真理さんアンタのオヤジさんときたら…。」
「その♀のガキが来た時には、『仕事中だからアッチへ行け』と怒る♀に、アンタのオヤジさんときた日には、逆に『幾らシッカリしていると言ったって、マダマダ子供なんだ。寂しいんだぞ!少し話聴いてやれ!遊んでやれ』とガキに小遣いやって、『母ちゃんに一緒にアイスでも食べろ…。』だなんて…。」

「『蛙の子は蛙』って言うけどよ…。だから、真理さん、何時まで経ってもアンタはアクセク働いていなくっちゃならねぇだよ」
「俺を旦那にすればこんな事にならず一生遊び暮らせたのに!」
と怒鳴り飛ばし店内で大声で騒ぐフーちゃんで…。



さてさて…。