人形劇305

この間、パイレーツカリビアン?放映されていやんしたね。
録画仕損ねてしまい…。
「キーッ!ああ悔しい…。」
と思いつつ…。
「まっ、どうせ、又暫くしたらやるでしょ…。」
と思っているアテクシでやんす。


あの映画に悪戯好きなお猿さんが出て来て…。


で、ふと思い出した事が…。

東京在住時、近所の先生に日舞を習っていやんした。
尊師と言えるのは、この方だけでやんした。
今、思うと、凛としてサッパリとした良い方で、人としても尊敬出来る素晴らしい方でやんした…。

さりげなくて…。
上品な老婦人と言ったら失礼になりやんすが…。
ああ言う風に歳を重ねたいなと思う今日この頃でやんす。

先生がお亡くなりになられて、もう、十年以上経って…。


稽古が終えた後、昔話をされて…。
先生が本当に動物のお好きな方で…。


猫が二匹居て…。
一匹は先生の猫。
もう一匹は先生のお母様の猫。

この猫が面白くて…。
稽古に行くと「ニャン。」と鳴いて、俗に言う「こんにちわ」で…。
帰る時も「ニャン」と鳴いて、こちらも「バイバイ」で…。
先生曰く、「この子、皆に挨拶するのよ…。」と言われており…。


先生の先生が、今ではあり得ませんが、お猿さんを飼われていたそうで…。
先生が娘時代の話しだそうで…。
あの当時は、戦前ですから、女の子は着物。
赤い着物を着てお稽古行くと、お師匠さんのお猿さんが喜んで先生を「キッキ」と言い持ちあげるのだそうで…。


先生のお師匠さんは、普段は、そのお猿さんをお風呂場に繋いでおいて…。
あの当時のお化粧は、今のお化粧と異なり、歌舞伎の化粧と同じく水溶き白粉。
お師匠さんは、ちなみに芸故さんで…。
出勤前に入浴して、白粉を溶き、お化粧をして、御座敷に…。


先生が本当の小さな娘時代、お師匠さんが歌舞伎に連れて行ってくれて…。
一緒にお師匠さんの家に帰って来たら…。

ちなみに、猿の名前は「さんちゃん?」だったらしく…。

猿がお風呂場にある白粉に顔を突っ込んで…。
俗に言うお化粧をしてしまい…。

お師匠さんが「まっ!さんちゃん…。」と一言言い…。
完全に絶句…。

先生もその場に居たので…。
「今でも思い出すと可笑しくって…。」
とお腹を抱えて笑われていやんした…。

或る意味、ペットのお猿さんが飼い主の芸者さんが毎日お化粧するのを常に見ていて…。
お化粧をして飼い主の帰宅を待っていた訳でやんすから…。

話しとしても面白いし…。
猿が白粉を塗って紅引いていたら…。
「何か…。」
笑うしかありやせんと思うんでやんす。


未だ、他にも色々と、このお猿さんは色々とやらかし…。
どう言う経緯なのか失念したんでやんすが…。


今で言うスーパーに行ったらしく…。
お師匠さんが、多分、自前芸者さんで嫁いだ先かもと思うんでやんすが…。


この猿さんの籠の上に卵ケースを置いておいたら…。

何と…。
この悪戯好きな猿さんは…。
籠の隙間から指を出して卵を次から次にと割ったそうで…。

どうやら、先生も見ていたらしく…。
「猿が指先でチョンと突いて、卵を割って…。」
先生は話しつつ、抱腹絶倒状態で…。
見ていてかなり面白かったらくし…。


確かに食べ物を無駄にしてはいけないんでやんすが…。
それを通り越した猿の悪戯…。
「方々で、かなり悪戯していたみたいよ…。」
と言われていやんした…。


人間より毛が三本足りないと猿は言いやんすし…。
かなり賢い動物みたいで…。

尤も、前の家に居た時、山の方に道を隔てると…。
お猿さんが居たけど…。
かなり怖くて…。

あそこら辺の御宅は、皆、番犬として犬を絶対に飼っており…。
諺でも犬猿の仲とあり…。
犬が居ると絶対に猿は、その家に来ないのだそうで…。


本日は支離滅裂になりやんしたので…。


これまで…。





で、アイスを食べるだけに終わらず…。
結果的に、レストランで食事となってしまったビー子とキューちゃんでやんした。





使用したのは、ジェニードールの「ガーデンパーティー」でやんす。
ありきたりでやんすが、ジェニーとバービー、本当に使えるのよね〜ん。
時にジェニーの方は…。
何たってメイドインジャパンだし…。
シリーズ違っても同メーカーだし…。








チャンチャン