人形劇254

本日もチョコの御散歩でやんした。

先週の月曜日にチョコと散歩している時、白い防護服を来た方が乗った車が何台も走っておりすれ違いやんした。
何台かは救急車でやんした。


後でテレビのニュースを見たら、小沢地区に自衛隊の方達が津波で被害に遭われた方達の捜索を一カ月経てやっととあり…。


皆に聞くと…。
御遺体を烏が突いたりして…。
かなり大変な事になっており…。
だけど放射能が凄くて、今迄あの地域には絶対に誰も入れず。
でもと言う事で、やっと、自衛隊と関係者の方達が一時間未満で入られたと言う事だそうで…。


防潮堤や水門が津波で破壊されたのと、地盤沈下津波による海水が全く引かず…。
深い沼状態になっており…。
そこにかなり多くの方が眠られているそうで…。


御遺体の損傷も酷いらしくて…。
男性か女性か、若い方か年輩の方かも判別が出来ない事になっており…。
誰か誰なのかわからない事になっていて…。


行方不明になっていた経理の方も、会社の名前入りのジャンパーを着ていたから、残された御遺族がわかられて…。
もう酷いとか痛ましい悲しいなんて話じゃなくて…。
何も言えない状態で…。
そう言う話しが本当に多くて…。
皆、誰かしら知っている方を亡くしていて…。


被災地共通の悩みで、御遺体を荼毘にふすのも、火葬場の処理能力限界を完全に超えてしまい…。
重油もかなり不足しているらしく…。


本当に酷いお話ですが、何処の被災地でもそうなのですが、火葬で荼毘にふす事が困難な場合は、写真に記録して、後に御遺族に御確認をお願いして土葬で眠って戴くしかないと言う話しもありました。


原発を処理している方達や今、市内に居る自衛隊の方達には、何と感謝していいか、その言葉が見つからず、ありがたいのみです。


自衛隊の方や市役所の方達がガソリンを取りに行ってくれているので、ガソリンも何とか並ばずやっと給油が出来る様になりやんしたし…。
おかけで、隣区の鹿島や隣市の相馬市まで買い出しに行けるんでやんす。


少しずつですが、物資も入る様になり…。
昨日、午後、かなり遅い時間でやんすが、ヨーグルトとオリーブオイルを見付け、入手しやんした。
震災後から本日に至るまで見ませんでやんしたから…。


燃えるゴミのみ、週一回だけ、今月の初めから収集となりやんした。
不燃ゴミは、今月の初めのみ一度収集がありやんした。
今月後半から、震災後途絶えていた、資源ゴミ、缶・ガラス瓶・新聞紙等が再開される運びになったそうでやんす。



チョコのと散歩中、藪と言うか垣根の下から子犬が飛び出して来て…。
大きさはチョコの五分の一位で…。
どうやら?つい最近生まれたばかりと言うか、離乳食終わり、普通の餌を食べれる様にやっとなった位と思いやす。
豆芝と言うか?
かなりのブランドワンちゃんと思いやす。
チョコとアテクシに「ワンワン」と吠えたてて…。
「おいで…。」と言っても全く駄目。
逃げていきやんした。
逃げる時、可哀想なので放したのかな?と思ったんでやすが…。
かなりゴージャスな首輪をしていやんした…。


だけど…。
人によっては、犬の賢さもあるんでやんすが、「散歩して来てね…。」と放し飼いにしておく人も居やんすからねぇ…。
震災前、保健所から「犬は絶対に繋いで飼いませう。」と良く通達がありやんしたし…。
夜になると、飼い主が「散歩して遊んどいで…。」って言う犬が、二、三匹徘徊していやんしたし…。
コンビニの店長が「○○さん所の犬」と言っていたし…。


とは言え、今度、チョコの散歩中には犬の餌を少し持っていこうと思いやす。
チョコもそう言う方達に助けられたんだと思いやすし、アテクシもささやかながら、チョコのお礼と恩返しにと思うんでやんす。


アパートのゴミ捨て場には「避難した時に置いていかれた犬や猫達に、貴方の犬や猫の餌をほんの少しだけで良いから、分けてあげて下さい。お願いします。」の張り紙が掲げられていやんすし…。
アテクシも今日迄生き延びたのは、色々な人が手を差し伸べて助けてくたれたから…。
それを踏まえて…。
今は、そう言う方達に恩返しは出来ないけど…。
だけど…。
それをすれば、そう言う方へのささやかな罪滅ぼしと恩返しになるのではと思うんでやんす。


支離滅裂になるので本日もこれまで。



「悪戯は止めろ!」とター坊は言っても性懲りも無くやり続けたビー子ちゃん。

ター坊は
「全く。皆が見ている前で…。仕方ねぇなぁ…。後で好きなだけいじくらせてやるよ。満足する迄幾らでも触らせてやるよ…。」と言ったのですが…。

相も変わらずのビー子。

とうとうター坊は
「いい加減にしろ!」
「毎日帰ったら好きなだけ俺のモノ遊んでんだろ!」
となり…。

結果的にビー子は、ター坊から首を絞めらたのでした。
あ〜あ〜。

調子ブッこくとこう言う目に遭いますと言う良い例でした。

ター坊の様に鈍感力の塊、常におさえておかなくてはいけないポイントしかず余分な事を一切言わない人は、実は良く相手を見て常に観察しています。
だから、何としても押さえておかなくてはいけないポイントを言えるのであって…。
余分な事を言わないのは、一々言っていたらきりがないから…。
調子ぶっこくとバチンからドカンと一発、最悪核弾頭ミサイルが自分の頭上に大量に落ちて来るので気を付けましょう。
それを再認識し、トモちゃんの忠告が身にしみているビー子でした。


まっ、何事も程々にね〜ん。
と言うお話でした。



チャンチャン