人形劇251

昨日、本部長が三顧の礼で迎えた技能オリンピック金賞の親方と話していやんした。
たまたま、会社に行きがけに、例の大家族向けの八百屋により…。
「本当!物が高くって叶わないわぁ〜。」と皆に言っていやんした。
その時に、この親方から
「鹿島のスーパー行けば刺身でも何でもあんぞ!」
と言われやんした。

その後、ピーに捕まり色々と話を聴いて…。


この親方が又やって来て…。
この親方の娘さんは、心の病気で…。
だから、私にも本当に良くしてくれて…。
「気分転換に鹿島に行ってこ!家に引き籠ってばかり居たら気が滅入っちまう…。」
「今はこんな季節だから尚更だぞ…。」
「ゆっくりと運転して行くんだよ。今は桜の季節だから桜を見ながら行って来な。」と言われやんした。


原発で娘さんと一緒に避難して…。
娘さんのペットの小鳥と熱帯魚が避難所から帰ってきたら死んでおり…。
それが切っ掛けで色々と大変だったそうで…。
娘さんを連れて、先ず仙台に行ったけど、震災で全く駄目で…。
そして福島に行き、何とか小鳥と熱帯魚を探し求めて…。
何とか新しい熱帯魚と小鳥を迎えて、やっと娘さんは小康状態に…。


私も、今、精神の均衡を余り崩さず、何とか持っているのは、キャラメルとチョコの二匹が居るから…。

それを踏まえると…。
キャラメルを汚さず穢さず…。

チョコは或る意味…なので…。
今の課題は、ピーとチョコに優しくと思っていやんす。


そして、ピーも溜まっているよねって…思うし…。
基本的には良い人だと思うし…。
残業も休日出勤も厭わないし…。
真面目で実直だから、あれだけの技術があるんだし…。
チョコも本当に面倒良く見てくれているし…。
可愛がってくれているもん…。
実家は材木問屋さんで…。
日本の林業が今…だから…。
それさえなかったら、材木問屋の若旦那だし…。
隠居所を建てる時、建物だけで1千万。
家が材木問屋なら、良い木=建築材料は原価だもの…。
良い所の育ちの良い御坊っちゃん
育ちの良い方の特性で他人を疑う事を一切知らず…。
何処かに隙があって…。
根が実直で真面目だから、色々と人生を考えるだけ考えて…。
本当に真摯過ぎる程真摯に生きていたんでしょう…。
だから、悩みも人の倍深いんだろうし…。
それだから、色々と悩みが溜まっていて…。

エロタコは話を聴くのが本当に上手。
だけど…。
相手の話を聴いて、握られたら動けない弱み=弱点を探すのが得意芸=十八番。
相手を支配し自分の舎弟にするだけ…。
カウンセリング技術は、最終的に本人の倫理観の問題で、悪用しようと思えば、相手を自分の思う様に支配出来るし…。
ピーは基本的に人が良いし、そこにエロタコは上手に付け込んだだけ…。

それを思うと…。
今迄と違い、ピーが気の毒に可哀想になって来て…。
根は悪い人じゃないし、根は実直・勤勉で大変な努力家、そして頼まれたら厭と言えない優しさもあるし…。
人生に真摯過ぎる位に取り組んで…。
東京に避難する時、ピーも手助けしてくれたんだし…。
人間は1人では決して生きてはいけない…。
付き合う人間を間違えると…。
何か…。
それを思うと…。


以前、コンスタンティンが「ピーちゃんが一体何をしたんだ?そんなに悪くないぞ。」と笑ったり…。
大友康平似の上長が「このいじめっ子!」って言うのも…。
皆、それをわかっているから…。
少しは大人にならなくっちゃと思う今日この頃でやんす。


帰宅して寝ようかと思ったけど、色々とフイギュアで遊でいやんした。


鹿島や相馬に桜見つつドライブに行ってみようと思っていやんす。
相馬は何時も通りらしいので…。


本日、チョコの散歩中、運転している人から声をかけられやんした。
「元気でしたか?」
一瞬、誰だろうと思ったら…。
孫悟空でやんした。
彼は目が大きいので…。
目が異常に大きく見えて…。
顎も何かしら尖って見えて
一瞬見たら、完全に夜叉みたいで…。
相当、精神的に参っているし…。
やっちゃってる…。
もう病んでるなんてもんじゃ無く…。
それもそう。
二人の大切で大事な子供二人と親爺を亡くして…。
娘さんのご遺体は発見されたけど…。
息子さんと親爺さんは未だにだもの…。
私も「元気です…。」と小声で言うしか無くって…。
呑気に犬、散歩させていて…。


そして、朝方、電話があって…。
行方不明だった経理の方がご遺体で発見されて…。
会社のジャンパーを着ていたので、本人と確認出来て…。
何か…。
毎年恒例の身体検査…。
私は未だ言われないけど…。
マドンナから、「これから少し努力して来年は頑張って痩せ様ね…。」
と言う的な本当に優しい人と聴いた事があり…。
余りにも身近で、震災前迄顔見知り、同じ空間を一緒に生きていて、同じ時間を一緒に過ごした人が…。
こんな形でさよならして…。
何かやりきれない感じでやんす。


エロタコの奴、放射能測定器を何処で手に入れたか知らないけど入手して…。
会社の空いているスペースが、津波で家を失った人達の避難所に現在なっていて…。
その人達の前で、「放射能が高い…。」と言ったらしく…。
「本当!信じられない…。超最低・最悪!!」
「マジ、コイツ、本当にバッカじゃねぇの…。」
「どうして?こう言う人達の前でそう言う事するのかしらねぇ…。」
としか思えないんでやんす。
家流されて何かも失って茫然自失となっている人の前で、そんな事したら…。
エロタコ本人は、冗談のつもりでしょうけどねぇ…。
本当に冗談にもなりやしない…。


挙句に津波で流された集落に行って写真をバンバン。
あれだけの方がお亡くなりになったのだから…。
そう言う写真が何枚か出るのは当然と言えば当然。
それを皆にねぇ…。
「もうコイツの人間性、本当にマジ疑うよ…。」
でやんす。


そう言う事を書くとアテクシの人間性も疑われるけど…。
お笑いのホリの金八先生のネタじゃないけど…。
「死ねばいいのに…。」
とエロタコに対しては、もはやその一言しか思えないアテクシでやんす。


今は、何処にでもそう言う人って居るのよねって再認識。
まっ、近寄って来たら逃げる、コチラからは近寄らない、一切関わらない。
そうして自分で自分の身を守らなくっちゃ…。
仕事は半端じゃなく出来るのは認めるんでやんすが…。



又、オカシナ方向に、ヘビーな内容になってしまてましたが…。
本日はこれまで。




ついでにもう一枚ウップ


チャンチャン