人形劇233

午後になって何とか動ける様になって…。
滞在先のウィークリーマンションの近所にある例のイケメン医師の居る診療所へ…。

アテクシの足でもものの二、三分で行けるんでやんすが…。
二十分近くかかってしまい…。

レントゲン迄シッカリ撮られて…。
病名は気管支炎だそうです。

一年か二年の感覚で隠れ喘息の発作は起こすけど…。
よりによってこんな時にと自分で自分にプンブン!

引き起こすのは精神的にかなり参っている時のみ…。
尤も、薬を二週間近く飲めば収まるので…。
だけど…。
薬は効くんだけど…。
重くって…。
薬と毒は紙一重と痛感する事しきりでやんす。

診療時、イケメンドクターから、
「煙草吸うよね?慢性気管支炎だね…。
慢性気管支炎が、何かの引き金で更に悪化して…。」
とキッーイ一発を喰らい…。
「煙草はお止めになられた方が今後の為にも良いですよ。」とトドメに慇懃無礼に言われやんした。

今、冗談抜きで、禁煙、マジで検討中…。

当然、あのドクータは絶対に恋愛対象にはなりやせんし…。
それ位は認識しているアテクシでやんす。
オカマの悲しい性で…。
鼻と喉を診てくれている時、シッカリとドクターの胸元をチェック。
たまたま、ドクターの前の部分がモロ開きで…。
俗に言うピーチクから下迄見えてしまい…。
スゲーマッチョと…。
シッカリと大胸筋割れていて割れた腹筋も見えやんした。
過去を振り向く事の愚かさを痛感。
あのドクターは勿論ノンケだけど…。
世の中、縁がある無しに関わらず素敵な男性は幾らでも居る。
だとしたら?
前を向いて生きていた方が良いし…。
震災後にメールをくれた人達に本当に感謝して大事に大切していこう。
理由は何であれ、メールもくれない人の事は、所詮その程度の人
もはや過去の人。
それは私もそうだけど、相手にとっても同じ事なんだし…。
お互いに所詮その程度のレベルの人なんだし…。
過去の執着は全て手放さなくっちゃ…。



医者に行く時と並行して親爺から電話がありやんした。


先ずは犬のチョコは生きており餌をたらふく喰わせたからと…。
避難する時、両親と話し合い、チョコに私の家と会社と実家にあるだけの餌と大量の水を置いて、犬小屋を開けて放しやんした。
放した時、じーっとしていて…。
構内に入って犬小屋を見たらチョコは居らず…。
翌日、避難する時工場に行ったら、近辺を歩いているチョコに遭遇。
そのまま犬小屋に戻ったものの…。
無言で私達三人を見ていて…。
元来、チョコは脱走癖があり…。
犬小屋の下の部分を掘って脱走したのは毎月。
最終的にコンクリートを流し込んで解決。
真夏の時期に一月近く脱走したけど…。
ブンブクリンにと言うか太って帰って来たツワモノでやんす。
尤も、近所の農高の畑と無農薬の方の畑、それも一番実りの良いトマトを全て食べ、ついでにタップリと糞をして来る奴で…。
やっばり…。
生きていたのね…。
あの犬と思ったんでやんす。

そして、市内の現状となり…。
南相馬から南相馬以外に避難した人達、自分の車で避難した人達は町に戻って来ているって…。
避難所や親類縁者を頼って避難した人達は…らしく。
マスコミも報道出来ない事が多々あり…。

避難させつつも復興も同時なのが南相馬で…。


一昨日、不動産屋さんに案内して貰った時、東京も計画停電
今は、都内の一部だけど…。
夏になったら、千代田区以外は計画停電になるのではと…。
昨年の夏、熱射病・熱中症でかなりの方が亡くなられて…。
特に、生物学的に一番健康と言うか頑健な20歳代から30歳代の若い男性の方が多かったのが特徴で…。

南相馬から退避して東京に居るのも地獄。
南相馬に残るも地獄。
本当に難しい選択で…。
二つに一つ、どちらも嫌なら、もう一つの方法を考える。
それを探すのは大変な事だし…。
見付けても進むのは一番困難。
だけど…。
最終的には絶対に後悔しない。
それも生きる知恵
昔のドラマの「女王の教室」ではありやせんが…。

その為にも、先ずは、何も言って来ない人達、所詮その程度のレベルの人は全て断ち切ろうと思いやんす。
向こうも私の事を所詮その程度のレベルと思っているんでやんすし…。
執着、それも過去の執着断ち切るとかなりのスペース空くしエネルギーも充電出来るとカウンセリングの勉強で習ったし…。

良くも考えず、悪くも考えない。
只、現実そのものを何も考えずジックリと見るだけ…。
俯瞰するってそう言う事なんだし…。
そうすれば執着も手放す事も出来るし…。
前のみ向かない限り生き抜伸びていけないし…。
執着捨てれば、捨てるだけ軽やかに等身大で自然体に生きていけるし…。
そう思うんでやんす。


震災後、励ましのメールをくれた人達に先ず感謝してと思いやす。
この場で何ですが、皆様、本当にありがとうございました。
こんなアテクシでござんすが、これからも宜しくお願いします。



ビー子の頭に自分の手を当て…。
ター坊は一言。
「熱あんのか?」
そして…。
「具合悪りいのか…。」
と言ったのでした。

あらら…。



チャンチャン