人形劇221

自宅退避をずっと続けており。
近所の実家に電話しても繋がらず…。
両親の携帯も不通状態。

やる事も無いし…。
気が滅入るし…。
動けば備蓄している食料も減るし…。
で、得意の布団を引っ被りの爆睡と…。

昨日、起きて、携帯電話に着信履歴が…。
母でやんした。
電話したら、通じて…。
時間帯に寄って通じる時もあり。

で、放射能は怖いけど…。
実家に行く事に。
駐車場前の自販機は幸い稼働中。
ジュースを大量に買い込み。

昨日話した時、母は湯ざましを作り飲んでいると…。
「水は飲むな」と毎日何度もスピーカーで注意されているのに…。
と思いつつ…。


珍しく化粧をしておらず…。
オレンジジュースが一本あり、これのみ頂戴と言われ…。
「朝、人参ジュース作るから、これ入れたら…。」と言い放ち…。
オイオイと言う感じで…。

で、浄洗の話しとなり…。
「結局、やむない用事で外出したら、手と顔を先ず洗い、シャワーを浴びろ、洗濯物は外に干すなと言われているけど…。手や顔を洗う水も洗濯の水もシャワーの水も、結果的に放射能に汚染された水じゃない。」と私が言い放ち…。
母はも母で「だよね〜。」と言い。
両親と私とで「アッハッハ!」と笑う馬鹿親子。

親爺の方は親爺で…。
共通の知人に快楽主義と言うか刹那的と言う方が居り、真っ先に彼が逃げるかと思ったら…。
炊き出しを手伝いに来ていて…。
「婆さん=母親と嫁さんの二人が『死ぬ時はどうせ死ぬんだ』と言い、家で母親と嫁さんの二人が大の字になって寝ていると言ってた…。」と言い。
「生き延びさえして、頑張れば何とか絶対になる…。」と言い。
放射能と騒いでも、CTスキャンと同レベルだよ…。」
「死ぬ時はは死ぬんだ。生きてさえいて頑張ればいいんだ。」
「自販機なんて何処でも電気付いて飲み物売ってるよ…。」

両親は異口同音に「変な噂に流されてパニックるんじないよ!」で…。

最後には母が「こんな時だもの。皆、わが身が可愛いのよ…。」と言い見送ってくれやんした。


夕方、夕飯を食べていたら、携帯に両親から電話。
「明日、福島に出て、那須塩原まで新幹線は動いてるから、それに乗って逃げ様」と言い。
「キャラメル連れて行っていい?」と言ったら…。
「生き物は死なれたら後が大変だろう…。」と父が言い、キャラメルも連れていく事に…。





背景に使用しているのは、ジェニーちゃん人形用ドールハウス「ジェニーリトルライフスイートダイニング」でやんす。

連想したのは、レストランでやんす。
乙女時代、こう言うレストラン?と言うか定食屋さんと言うか洋食屋さんに良く行ってたっけって…。

何か…。
思いついて…。
メイド服を着せているEX3を座らせてみやんした。
何か隠れ家レストランと言う感じで…。

ふと思い出しのは、金子由香里の「イレーヌの店?」でやんす。
「♪この店で歌い、憂さを晴らす人も居るわ。この店で酒を飲んで…。」


ジェニードール用なので、背が低いのが唯一の難点…。
だけど…。
下を出せばそれなりに…。

そしてテーブル等は、MRカラーの茶色を拭いたら…。
かなり素敵になりやんすね…。


オークで、ジェニードールドールハウスが、物によってはかなり良い値段で取引されている理由がやっと理解出来たアテクシでやんした。


暫く屋内退避で、ハッキリ言ってマーヒーなんだし…。
一寸した加工してみようと再認識。
駄目で元々。
初めから良いモノは誰でも作れないんだし…。
頑張んべぇと思っていやんす。
ローマは一日にして成らずとも言うし…。




チャンチャン