人形劇216

何とか生きていやんす。
記憶が風化しない内にと色々と支離滅裂ですが、書き連ねていこうと思っていやんす。

2時頃、あの大地震でやんした。
アテクシは、いわきに出ていて、いわきで震災に遭遇。

お友達と其処辺をドライブしつつプラプラと…。
その時にグラグラと…。

友達は仕事の待機時間中。
車で一緒に逃げる時、友達はテンパって…。
前から車が来ているのに、反対側に渡ろうとする始末で…。
「危ないよ!」と怒鳴りつけたのはアテクシの方…。

仕事に行くから大丈夫?かと心配する友達に「早く行かないとクビになるよ。私は大丈夫」と啖呵を切って…。
それが本当の命取りになるとは…。
縋る的なしおらしさが無いから…。
本当に致命傷と今になって思うんでやんす。
本当に可愛げのないオカマだって…。

渋滞が凄くて…。
5時間近く閉じ込められて…。
バイパスも封鎖で…。
友達が仕事に行き、1人になってからテンパリだして…。


ラジオてせアク○マリ○ふく○まが津波に襲われたと聞いていたのに…。
道に迷うだけ迷い正常な判断力が常に無いのに更に…。

「アク○マ○○ふく○ま」の看板が出ていて、埠頭の看板が出ていて…。
その真っ暗な道に迷いこみ…。
前の車が引き返したので…。
アテクシも大慌てで引き返し…。
目の前に津波が…。
車は泥だらけ…。


コンビニに寄り、飲み物と煙草を5個も買い…。
店員は…。

トイレを借りたけど…。
もう排泄物まみれ…。
それでも用を足し…。

「もう死ぬのかしら…。」とふと思い…。
呟いたのは「サクラ。お願いだからもう一度私を助けて頂戴。本当に守って頂戴。」と…。
突然、何かに導かれた様に平に出れて…。


久ノ浜・波立を通るのは…。
尤も6号は通行止め。
県道を見付け、そのままゴー。

原発のある関係で、楢葉から通行止めで封鎖。
途中、「もしかして?」と県道を行けばと思い…。
封鎖道路の前に居る消防団の人達に道を聞き。
「皆、下ってくるから…。」と言われ…。
前の車は走っていたけど…。

道には大きな地割れがパックリ、段差も凄くて…。
思いっきりアクセル踏んで…。
段差を駆け上り…。
前の車に付いて言ったとは言っても…。

今から思うと、良くあんな道を平然と走って帰って来た…。
そう思うんでやんす。


今回、起きました「東北地方太平洋沖地震」において被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

私も東北地方太平洋沖地震の被災者です。
被災者の皆さん、お互いに頑張って生き抜いていきましよう。




チャンチャン