人形劇192

「世の中って何もかも完全で完璧な事って無い」
かなりオーバーだけど、そう思う事が会社でありやんした。

本日、同じ会社のパートのオ姐様達、4人が仕事上の関係で来やんした。
休み時間、私を入れてペチャペチャと…。
新工場長が、「全く!本当にこれが女とオカマの会話と思えねぇな…。」
とポッリと一言。
まっ、俗に言う下ネタ。
それも超過激極る内容で大盛り上がりで…。


アテクシの会社、親会社も含め、正社員の男性と女性の比率は9対1
完全な男性社会と言うか、男の職場でやんす。
特に、今は特に現場=工場でんす。
食品関連なら逆に女性が多いんでやんすが…。
モノ、機械を作っている関係で…。

仕事の内容で、工作機械、俗に言う回転モノ。
旋盤とかプレス機もゴロゴロとあるし…。

風邪薬は眠たくなる特性があり…。
それで、怪我をする事があり…。
原則的には、その時、冷静沈着に処置の出来る人間以外は不必要なんでやんす。
今は、医療が進歩し、怪我をした時にキチンとした応急処置があれば何とかなりやんす。
なので、冷凍庫から氷を出し、生理食塩水を瞬時に作ると同時に病院に連絡出来る人で無いと駄目。


もう一つは差配伝票の関係。
夏は、本当にこの頃暑いし…。

緊急の出荷がある時、担当者捕まえないと駄目だし…。
朝一の場合の緊急時、担当者を捕まえる為、時として男性更衣室に入って差配の打ち合わせもあるし…。
特に夏なんて、オ兄さん達が、パンツ1枚で着替えて居るし…。
分室は、20人程度だけど…。
本室は、100人居て、90人近くは男だし…。
屈強なオラオラ系の気の荒い気性の激しい、屈強の言葉がのみが相応しい筋骨隆々=ムキムキマッチョ、まさに野郎の言葉に相応しい人達が、何十人もパンツ1枚で着替えている所に、いくら仕事と言え、若い独身女性を差配の為に一人で行かせる事は出来ないから…。
幾らなんでも酷だし…。
特に朝方の緊急出荷差配は、担当者が「うーん…。参ったなぁ…。」と暫く考えて、緊急出荷取り付けるのにかなり時間かかるし…。
その間、女の子を屈強な男性のみが何十人も居る男性更衣室に居れて置く訳に行かないし…。


又、工場の奥の隅の方で一人で仕事をしている時、特に梱包をしている時、余りの暑さで裸で仕事している場合もあるし…。
当然、上に見つかったら超大変だけど…。
工場の隅と奥に迄、上は来ないから…。
それ良いとこ幸いで、一部のオ兄さん達はクソ暑い時、タオルをかけて裸で仕事をしています。
工場の奥の隅だし…。
そんな所に、若い独身のオ姉ちゃんに差配に言って来いと行ったら…。
これも酷。
工場の奥の隅の誰の目も届かない場所で裸になっている屈強な男と女の子を1対1にするなんてもっての他だから…。

この二つの場合、それをさせたら…。
当然、何も無いけど…。
セクハラ、それも組織ぐるみのセクハラで大変な事になるから…。


又、親方達も悪い人達じゃないけど…。
気性が荒いとか激しいなんてモンじゃないし…。

仕事の一つで溶接の色落としがあって…。
溶剤を使うんだけど…。
一歩間違えると、引火するから…。

「危ない」と言う以前に手が先に出る事も時にはあるし…。
どんな別嬪さんでも、顔に大火傷したら…だし…。
皆も巻き込まれるから…。

他にも機械、工作機械は本当に怖いし…。
卒倒しそうになる事は時折あるし…。
本当にゾーッとするからねぇ…。

ベテランの人達が、一寸したはずみで大怪我…。
金属切断時の切り子とかバネ入れ作業の時の長バネが…。


ちなみに、女性社員及びパート女性募集の時、イメージでやんすが、和田アキ●さん、北斗●さん、ジャガー横●さんダンプ松●さん達と正反対の相武沙季さんとか壇れ●さん、紺野ま●るさんのが面接に来たら…。
大抵の会社は、相武さんと壇さん、紺野ま●るさんを採用するんでやんすが…。


アテクシの会社は、相武さん、壇さん、紺野さん達に対しては「申し訳ないけど、貴女じゃ家は務まらない。他の会社の方が良いよ…。此処は貴女の来る所じゃない…。お互いの為だから…。」と丁重にお断り。

相武さんや壇さん、紺野さんの場合、何かあった時に卒倒してしまうから…。
それ以前に、余りにも男ばかり…。
うら若い独身女性や綺麗な女の人を入れたら…。
何かあったら、会社としても困るからも理由の一つ。
間違っても絶対に何も無い、間違いの起らないだろう女の人のみを敢えて採用していると言うのがもっぱらの噂でやんす。


私の勤務先であるこの会社では、既婚者が絶対条件。
それに、どう見ても…。

カッコ女と言う人は大歓迎。
特に和田アキ●さんが来たら、即決。
担当者は「何時から来れる?今からでも良いよ。」
なので…。
ファンの皆様、本当にごめんなさい。

当然、居るのは、カッコ女と言う方のみばかり…。
悪いけど、悪役女性プロレスラーに転向された方がと言う方のみでやんす。

後は、シルバーの女性のみ。
女性には、「本当に失礼ね!」と怒られるのですが…。
60以上の女性なら、人生の荒波、花も嵐も乗り越えて一寸やそっとの事じゃ全く驚かないし…。

だけど…。
その彼女達にも極力差配はさせないし…。
その場合は、アテクシの様な通称オカマが行くから…。

入社当時は、一部のオ兄さん達が、からかって色々と仕掛けてきたけど…。
私も、今、思えばウブだったのよねん〜。

今は、「見ていいよと見せてれるんだったら見ていれば良いし、触っても良い、触れよ向こうから言われたらら好きなだけ触らせて貰えば良いし…。」と居直っているので…。
今は殆ど言って良い程、全く何も無し…。
向こうもからかって来ないし…。


他工場に同類のオカマ社員の方が居て…。
かなりの強烈系の方なんだけど…。
それ以前に大変仕事が出来るけど…。
この間、他工場に行く機会があり、構内で会った時…。
ちなみに、オ兄さんの一人とじゃれあっている真最中。
じゃれあいを止めてスーッと何処かに消えてしまい…。
何か…。
「感じ悪!」と思ったけど…。
だけど…。
「まっ。良いかって…。」思う今日この頃でやんす。


色々な意味で立場と事情があるし…。
何もかも正しい事なんて無くて…。
常識・価値観は本当に様々と思ったのでした…。
そして、敢えて言えない裏事情ってあるよなと思ったのでした。


支離滅裂になるので…。


本日はこれまで。




さてさて、お話の続きでやんす。
コチラは場所が代わり、ター坊の家でやんす。
酔っぱらったビー子を宥め透かし、仕方ないので相も変わらず自宅に引き取ったター坊でやんす。


時間は早方でやんす。


ター坊はこれから出勤でやんす。
ビー子と言えば、ガーガー寝ていやんす。
「朝だぞ!起きろ!!」とは決して言わない、いいえ言えないター坊でやんす。
寝た子を起こす状態の危険性を今までの経験で熟知しているからでやんす。


朝から、それも出勤時に大騒動を起こす事の馬鹿らしさ・不毛さを今までの経験から身に染みているター坊でやんす。


「他人は自分には決して合わせてなんかくれない。自分から合わせないと他人とは上手く付き合えない。特にビー子に関しては…。」とター坊は思っているんでやんす。


「俺、これから仕事行くから…。」と一言言い、何時も通りポケットから財布を出し、枕元に漱石を1枚置いて出かけたター坊でやんした。


こう言う時のみ目敏いビー子。
当然「1枚だけ…。チーケ。」と言い放ち。


ター坊は「どうせ。1日中寝てんだろ!帰ってきたらメシに連れて行ってやるよ。それまでコンビニにでも行って弁当でも買って喰って寝てろ!」と言ったのでした。


尤も…。
これから…。
知らぬはビー子のみで…。


さてさて…。



チャンチャン