人形劇 番外編9

猫と言っても、色々とツクヅク思う今日この頃のアテクシでござんす。

キャラメルを見ていると…。
サクラと全く違って…。

サクラは抱っこが大嫌い…。
絶対に膝の上に乗る事は生涯一度もありやせんでした。
抱っこなんてしたら、爪出して…。
服がボロボロ…。
尤も、呼べば十中八九、来ましたが…。

片やキャラメルは…。
暇さえあれば、人の膝の上に乗る事しか、どうやら考えていないらしく…。
だけど、呼んでも来る事は皆無…。

そして、布団の中、それも足元に居たのはサクラ。

キャラメルは絶対に足元には居ません。
気付くと、枕元に居て、隣でシッカリと寝ていやんす。


サクラは、眼の開かない内にアテクシが拾い、ミルク上げて、お尻にお湯を浸した脱脂綿を当てて育てた奴で…。
アテクシ以外に懐いていたのは、母のみで、他の家族にも一切懐かない奴で…。
人見知りと言うか何と言うか…。

片やキャラメルは、親猫に育てられて、ペットショップに居たし…。
それも、四か月も居たから…。
或る意味、擦れていると言うか…。
人間馴れしているから…。
尤も、他の猫はドンドン飼い主が見つかって去ってゆき…。
自分だけは、四か月もペットショップのゲージの中に居れられて…。

挙句に変なオカマに飼われる羽目になり…。
家はゴミ屋敷…。
玄関には、捨て犬上がりの訳のわからないオバサン犬は居るわで…。

犬はペットショップで見ていたけど、皆ブランド仲間…。
少なくとも、何処の馬の骨ともわからない連中は皆無…。

時折、家の中でサーカスをするのは…。
ある意味…。
素敵な飼い主の居る素敵なお家で一生過ごせると夢見ていたのに…。

「何でこうなんのよ!!」
「このアテクシが!!」
「飼われてあげれるんだからね!!」
と内心ムカつきまくっているのかしらん?と思いやんす。

夜、チョコを玄関に繋いでおくと…。
猫に表情は無いと言うけど…。

どう見てもキャラメルの奴、顔が一回り大きくなって…。
完全にむくれているし…。

人間、猫に問わず、気位の高い奴は居ると言うお話でした。


今回は、又又サタンキング
ソフピ製のボデイは黄色でやんした。

だもんで、ネオ変身サイボーグのボデイを黄色に塗って…。
その後、キングワルダー二世の内臓とサイボーグの機械部分を交換しやんした。

チャンチャン