人形劇2036


部屋を片付けたら、出てきやんした…。
携帯のストラップでやんす…。
案外、使えるかも…。
1/6ドールのネックレスには良いのでは…。
そんな事を思う本日のアテクシでやんす…。



さてさてお話の続きでやんす…。



「これからもよ。金儲けの為よ…。つまられねぇ事で争ってねぇで、仲良くして上手くやっていこうぜ…。」
と言い放つギリ先生。
ついでにオイタコの帽子を取って頭をポカンと一発やって…。
ゲヘヘ笑い…。



「この私に何を…。無礼な、私が誰かわかっているのか!」
と帽子を被り直して言うオイタコさま。



「バカ野郎!これはコッチの台詞よ。もう一度言って見な!オイタコの親爺さんよ。医師免許も持ってねぇ癖に精神分析医とか其処ら辺で言ってるそうじゃねぇかよ…。テメェ、二度と精神分析医とか言えねぇ様にしてやるよ。よ、オイタコよ…。たかだか心理屋風情の癖してよ。調子に乗んのもいい加減にしておきな。この俺様は医者なのよ。テメエの相談者とは、コッチとらは訳が違うのよ。『世界中の精神科医に睨みがきく、私を怒らせたら何処に行けねぇ。』とかオラ、言ってんじゃねぇよ!コッチとは医者なんだよ。。今度二度と俺になめた事言ってみな。テメエの正体はコッチは全て知ってんのよ。オメエの正体、医者仲間に言うぞ!医者には医者のパイプってもんがあんのよ。オメェみてぇな蛆虫の言う事はよ、信用なんてどこの医者も誰も信用しねぇよ。俺の言う事のみ信じんに決まってんだろうが…。テメェみたいな得体の知れないいかがわしい正体のわからないどこの馬の骨ともしれねぇペテン師、似非心理屋と組んでんのも、コッチにもメリットがあっからよ。人見て言いな、オイタコの親爺さんよ。」
とドスの効いた声で威嚇するギリ先生。



流石のオイタコさまももはや何も言えず…。
歯ぎしりするのみ…。

と言うのも…。
医師から「たかだか心理屋の癖に。」と言われてしまうと…。
どんなカウンセラー及び臨床心理士精神保健福祉士、サイコセラピストは例え何があろうとも何も言えませんし言い返せません。
もし言ったら…。
カウンセラーとしての寿命はその場で終わります。
これがカウンセラーの絶対的な致命点と言うか急所です。
一言で言えば致命傷となってしまいます…。
医師、大概は精神科医に口答えは出来ませんし、或る意味、医師の言う事は絶対、何か言い返した最後、とんでもないリピータ医師及び悪徳医師からは口答えとみなされ、その場でシャットアウトされますし、二度とカウンセラーにはなれません。
続に言う石持て追われる結果となります。


さてさて…。