人形劇1198


ハニーの衣装を着せて…。



ブーツのみレースクイーンのモノに変更…。
中々、難しいでやんすねぇ…。





さてさてお話の続きでやんす…。



とうとう…。
ナレさん対ワシの睨み合いとなり…。



口火を切ったのは当然ワシで…。
「この苦労知らずのエリートのお坊ちゃんめが…。ワシは大学をバイトと奨学金のみ自力で学費を出し出たのだ!」
「だが、お前は、何も苦労も知らず、挙句に親からたっぷりと小遣い迄貰い、上に取り入って大企業の統括本部長になったのだろう…。何の苦労も知らずさぞかし甘やかされて育ったのであろう…。」
「ワシが改心させてやる。お前の腐った卑しい性根を一から叩き直してやる…。」
「ワシの勧誘する宗教に入信を何としてでも入信させてやる!」
「『世界を我が手に…。」全知全能の神が今現人神として地上に舞い降りたのがこのワシだ!ワシの法力を持って…。」
「この種無し西瓜野郎めが!今までの生誕縁の報いだ…。このまま放置しておくと周りの人間まで不幸になり続ける…。ワシの使命として…。」



当然、ナレさんは、激怒、爆怒、爆切れなんてもんじゃぁない…。
ナレさんは、地方の人なので当然大学は下宿、だけど下宿から学費全てバイトで働いて自費で出た方なので…。
世間一般て言うとかなりの苦労人で…。
ワシに言われる筋合いは全く無く…。
だって…。
ワシは自宅通学、片やナレさんは下宿していたので家賃から水道高熱費から食費、はたまた服飾費等々全て自己負担…。
相当底意地の悪い斜にナレさんと言う人を見ると…。
赤と黒」の主人公ジュリアンソレルみたいな♂だから…。
相当な野心家なんてもんじゃぁない…。

おまけに冷酷・冷徹…。
無慈悲とか無常の言葉がまさに相応しい人で…。
人を人となんて一切思わず…。
相手は全て自己追求の為の駒そのもの…。

情なんて物は一切持ち合わせて居ないし…。
自分の目的の為ならどんな手段ですら厭わないし…。
外面如菩薩内面如夜叉の一言…。
尤も、かなり歪んた性格、俗に言う蛇蝎極まりない性格なので…。



世の中はビンからキリまで…。
悪党にだってビンからキリまであるので…。
相手が猫だと思ったらとんでもない人喰いライオンだと言う場合もあるので…。
何かねぇ…。
どうなる事やら…。


さてさて…。